『相田みつを名言集 <2>』
● 毎日毎日の足跡が おのずから人生の答を出す きれいな足跡には きれいな水がたまる
● あなたの心がきれいだから 何でもきれいに見えるんだなあ
● 「ただいるだけで」
あなたがそこにただいるだけで その場の空気が明るくなる あなたがそこにただいるだけで
みんなの心がやすらぐ そんなあなたに私もなりたい
● 百万円以上あれば幸福で 九十九万円以下は不幸だ
なんていう法則はどこにもない ただし金はあれば便利 無いと不便だ
● 悲しいときは全身で悲しみ 嬉しいときには手放しで喜ぶ そういう人間で私はありたい
● 「自分の花」
名もない草も実をつける 命いっぱいに自分の花を咲かせて
● 後じゃできねんだよなあ 今のことは 今しかできぬ
● 身近な人の死に逢うたびに 私は人間の命のはかなさにガクゼンとします
この世に人間として生きている尊さを骨身にしみて感じるとき 私には仕事への闘志が湧いてきます
● 身からでたサビだなあ 身に覚えがあるよ
● 「だれにだって」
だれにだってあるんだよ 人には言えない苦しみが
だれにだってあるんだよ 人には言えない悲しみが
ただ だまっているだけなんだよ 言えば愚痴になるから
● 相手になくて 自分にあるものを分け与えて 共々に喜び
感謝し合うことをお布施というそうです 私達の毎日の生活や商売もかくありたきものです
● 無理をしないで なまけない 私は弱い人間だから
● 尊きものは遺産ではなくて そのために流された先人の汗である
● その人にはウソが言えない その人はあなたの大事な仏さま
● 「道」
長い人生にはなあ どんなに避けようとしても どうしても通らなければならぬ
道というものがあるんだな そんなときはその道を黙って歩くことだな
愚痴や弱音を吐かないでな 黙って歩くんだよ ただ黙って 涙なんか流しちゃダメだぜ
そしてなあ そのときなんだよ 人間としての いのちの根が深くなるのは
● 「肥料」
あのときのあの苦しみも あのときのあの悲しみも みんな肥料になったんだなあ
じぶんが自分になるための
● 「おとなしく」
めしを喰って静かに息をついていたら いつの間にか日が暮れて
気がついた時は墓場の中だった なんて生き方は おれはごめんだね
● 美しいものを美しいと思えるあなたの心が美しい
● 「自分の番 いのちのバトン」
父と母で二人 父と母の両親で四人 そのまた両親で八人 こうして数えてゆくと
十代前で千二十四人 二十代前では―? 何と百万人を越すんです
過去無量の 命のバトンを受け継いで 今ここに自分の番を生きている
それがあなたの命です それが私の命です
● 「ひぐらしの声」
ああ今年も ひぐらしが鳴き出した ひぐらしの声は
若くして戦争で死んだ二人のあんちゃんの声だ
そして二人のあんちゃんの名を 死ぬまで呼び続けていた 悲しい母の声だ
そしてまた 二人のあんちゃんのことには一言も触れず だまって死んでいった
さびしい父の声だ ああ今年もひぐらしが鳴き出した
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